トップ / 現場だより

解説

太陽光発電所のケーブル盗難 被害と対策

太陽光発電所のケーブル盗難が、全国で問題になっています。人目につきにくい山あいや農地の発電所がねらわれやすく、被害は発電の停止だけでは終わりません。

盗まれやすいもの

  • 直流ケーブル(DCケーブル)
  • アース線
  • 接続箱の中の銅の部品

銅はスクラップとして売りやすいため、ねらわれやすくなっています。

被害にあうと

発電が止まる

ケーブルを切られると、その系統、または発電所全体の発電が止まります。見つかるのが遅いほど、売電の損失が大きくなります。

修理の費用がかかる

ケーブルの材料費に加えて、張り直しの費用、接続箱の修理費がかかることもあります。保険に入りにくくなっている今は、盗まれない対策が大切です。

感電・火災の危険がある

日が当たっている間、パネルは発電を続けます。切られたケーブルの切り口には高い電圧がかかったままになり、感電や火災の危険があります。

よくある手口

  • パネルの裏から、ケーブルをつなぎ目ごと引き抜く
  • 接続箱をこじ開けて、ケーブルや銅の部品を切り取る
  • アース線を地面から引き抜く
  • 夜間や早朝、休日の前の夜や長い休みに、複数人で短時間に行う

フェンス・照明・防犯カメラがない発電所は、特にねらわれやすくなります。

今すぐできる対策

  • 防犯カメラ:入口・接続箱・パネルのまわりを映せる位置に。録画はネット上に保存すると証拠になります。
  • センサーライト:人が近づくと点灯し、侵入をためらわせます。電源がない場所はソーラー式が便利です。
  • フェンスと鍵:フェンスの高さ・強さを見直し、門の鍵を防犯性の高いものに。接続箱にも鍵付きのカバーを。
  • ケーブルの固定と目印:金具やコンクリートで固定すると抜きにくくなります。塗料などで目印を付けると転売の防止にもなります。
  • 遠隔監視:発電量の急な低下にすぐ気づけるので、損失を小さくできます。
  • 定期的な見回り:フェンスのゆがみや足あとなど、下見の跡に気づくきっかけになります。

被害にあったら

  1. 警察に被害届を出す(保険の申請にも必要です)
  2. ケーブルの切り口には触れず、専門の業者に安全の確認を頼む
  3. 保険会社に連絡し、補償の範囲を確認する
  4. 専門の業者に修理を頼む

SolaLeafでは、保守点検の見回りの中で、不審な跡がないかも確認しています。防犯面が気になる方はご相談ください。

保守管理のご依頼・ご相談

お問い合わせフォーム